内向的な人がゆるく生きる為の幸せの見つけ方

HSP

りょー
りょー

こんにちは、繊細アラサー男のりょーです!

私は極度のHSP気質と自負しており、いわゆる内向的な人間です。

そして、その内向的な気質ゆえに生きづらさを抱える事もあります。

内向的な人が抱える事の一つとして「自分の幸せが分からなくなる」事があると思います。

自分と他人を比較して『自分はなんて不幸なんだ』『何で周りの人と同じ様に生きられないのだろう』

そう感じる人も多い筈です。

ですが、内向的な人にとってそれは正しい感性です。

”同じ様に生きられないのなら、同じ様に生きなければいい”

”他人に理解されなくても、自分が幸せと感じられればそれで良い”

そういう意識を持つ事が、内向的な人がゆるく、心地良く生きるのに必要だと考えています。

今回は内向的な人がゆるく生きる為に必要な幸せの見つけ方を、同じく内向的な私なりの考え方や実際にゆるく生きる為に行動してきた事を紹介していければと思います。

周りの幸せが自分の幸せとは限らない

私の場合ですが、最近周りの友人の結婚報告を聞く様になりました。

また、結婚式にも招待されて参加する予定でいます。

それ自体は本当にめでたく、自分も嬉しい気持ちです。

ですが、もしそれが自分だったらと考えた時に、どうもしっくりこない感があります。

結婚はできれば良いなっという感じで、絶対に必要な事ではないと思っています。

またもし結婚したとしても、結婚式や披露宴という華やかなイベントを行いたいという気持ちもありません。

ウェディングフォトだけを撮ったり、近親者だけで小さく行う方が自分には合っているなっと思っています。

また、友達は新築一戸建てを購入し生活が楽しそうですが、私は家はしばらくは持たなくて良いと思っています。

家を持ってしまうと、そこに縛られてしまう感じがしてしまうんですよね。

私は出来るだけ身軽にいたいので、少ない持ち物で賃貸暮らしをして、いつでも場所を変えられる環境が心地良いと感じています。

結局は人それぞれの感性ではありますが、この様に、他人の幸せの在り方が必ずしも自分の幸せと同じとは限りません。

むしろ、内向的な人は周りから理解されない様な事に幸福感を感じる傾向があります。

内向的な人は何気ない事に喜びを見い出せる

HSP気質で内向的な人というのは、他人には理解しづらいけど、心豊かな感性を持っているのかなっと思っています。

それは”何気ない事にも喜びを見い出せる感性”です。

例えば、散歩をするとして、多くの人は「散歩の何が楽しいの?旅行に行く方が楽しいよ」と感じる筈です。

ですが、散歩の中には楽しさが沢山あります。

道端に綺麗な花が咲いていたら嬉しいし、普段は通らない様な道を発見して探検するのがワクワクするし、歩いてたら知らないお店を発見してそこがお気に入りのお店になったり。

散歩の中にも様々な楽しみ方があって、内向的な人はそういう何気ない楽しさを見つけ出すのが得意です。

また、大勢で集まるよりも、一人で部屋で本を読んだり、映画を見たりして、自分の時間を過ごす事にも退屈しません。

これが実はあまり理解されづらいかもしれません。

私も「部屋で過ごすから暇じゃない」と言っても「暇じゃん。どこか遊びに行こうぜ」と言われます。

私自身としては全然暇じゃないんですけどね。

周りから「暇、退屈そう」と思われる事でも、内向的な人にとっては充実した時間を感じています。

外に刺激を求めに行くのではなく、自分の周辺や身の回りの小さな範囲から低刺激でも心地良い時間を感じられる。

それが内向的な人に備わった特別な感性です。

少ないものとお金で楽しく生きよう

内向的な人は普通の人と比べ、特に不安を感じやすい気質があります。

将来や仕事への不安、お金の不安を強く感じやすく、常に頭の中で思考する程です。

そしてその不安に対してですが、よく「考え方を変えよう」「気にしない力をつけよう」というのがあると思います。

それらも確かに有効ではありますが、個人的な考えとして、それは結局は対処療法でしかないと考えています。

日々に押しつぶされない為の対処療法であり、根本的な問題を解決するものではありません。

根本的な問題を解決する為には、考え方を変えるのではなく、自分の暮らしそのものを変える事。

これが内向的な人がゆるく生きる為には必要な事です。

じゃあどうすれば良いのかというと「少ないものとお金で楽しく生きよう」という事です。

具体的には、物を出来るだけ少なくして身軽にしつつ、節約して生活費を下げつつ、お金のかからない生活で暮らそうという事になります。

物を少なくする事で、自分が本当に必要なものって実はそんなにないんだと気付く事ができ、余計なものを買わない様になります。

固定費や変動費を徹底的に節約する事で、生きる為に必要な生活費を抑えられ、その分稼がなければいけないお金も相対的に減ります。

そして、少ないお金でも楽しく日々を過ごせる様になれば、娯楽にもお金がかからなくなり、ますますお金の不安も減ります。

つまり、少ないものとお金で暮らせる様になれば、将来への不安や生きる為に必要なお金自体が減り、稼がなければいけないお金が減れば、働き方の選択肢も広がり、ものが少なければ身軽に引っ越しなどで環境を変える事ができるようになります。

人生の選択肢を増やして、いつでも逃げ道がある状態にしておく事が、内向的な人がゆるく生きる為に必要な事だと思っています。

それでも不安なら人生のリスクに備えよう。

少ないものとお金でも生きられる様になれれば、将来やお金の不安もある程度減らす事ができます。

ですが、それでもやはり不安を抱えてしまうのが内向的な人の特徴です。

必要以上に不安を感じてしまうので、どれだけ土台を整えても不安は付きまとうものです。

その為、その不安と付き合いながらも、自分なりの人生のリスクに備える事が必要だと思っています。

例えばですが、もし鬱などで仕事を休職したり退職するかもしれません。そういう場合に備えて、無収入でも半年程度は生活できる生活防衛費(私の場合は100万円を預貯金で備えています。)を蓄えておく事。

また、失業保険や教育訓練給付金など、無職になっても貰えるお金や新しくスキルを身につける為の勉強に国が費用を補助してくれる制度もあるので、それらを知っているかどうかでも安心感に繋がります。

更に、将来への老後資金などに不安があれば、今はつみたてNISAやiDecoなどの非課税で資産運用ができる制度もあり、それらを活用して将来への資金を作れば、将来への不安も減ります。

この様なセーフティネットを自分で用意したり、本などで学んで知識を蓄える事で、必要以上の不安に対して対処する事ができます。

内向的な人がゆるく生きる為には、考え方や自己啓発の本などよりも、実際に生きていく為に必要なお金の知識を蓄えられる本や動画などで勉強していく事が遥かに効果的です。

終わりに

内向的な人の感性は他人には理解されない事の方が多いです。

その気質のせいで、普通の人よりも辛く苦しいと感じやすい場合もあります。

ですが、その分何気ない事に幸せを感じやすく、人生を心地良く生きる為の大切な感性が備わっています。

気質を直そうとしたり、考え方を変えようとせず、その気質のまま、自分がどうすればゆるく幸せに生きれるかを模索し、実際に行動していく事ができるか。

それが内向的な人が幸せに生きる為に必要な考え方だと思っています。

たとえ他人に理解されなくとも、この世界の隅っこでひっそりと、少ないものやお金で楽しくゆるく生きる事。

それが内向的な私なりの今の幸せの在り方です☺️

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