こんにちは、あまねこです(=^x^=)
現代は様々な民間保険があり、あらゆる保険会社は必要以上にリスクを煽ってくる事があります。
しかし、基本的な生活のリスクにおいては、国が用意している社会保険でほぼ対応できます。
今回は民間の保険がほぼ不要な理由と、本当に必要な保険3つを紹介していきます。
民間の保険はなぜ不要なのか
民間の保険が不要な理由は、日本の社会保険の保障が手厚く、最強だからです。
日本の社会保険が最強だから
日本は社会保険が充実している数少ない国です。
ほとんどのリスクにはこの社会保険で最低限カバー出来ます。
社会保険がカバーしてくれる7つのリスクと保障内容は以下の通りです。
1、病気・怪我のリスク ・健康保険:健康保険証があればどの医療機関でも治療が受けられ、負担額も原則3割で済む 病気やケガで働けなくても1年6ヶ月は保障がある(傷病手当金) ・高額療養費制度:同月にかかった医療費の自己負担額が高額になったとしても、自己負担 限度額を超えた場合は払い戻される(例:手術・入院代で合計100万円 かかっても申請すれば自己負担は10万円程度で済む) 2、障害リスク ・障害年金:病気やケガによって、生活や仕事などが制限される場合に受け取れる年金。 原則、1年6ヶ月経過しても働けない場合に貰える。 3、死亡リスク ・遺族年金:「国民保険」や「厚生年金」の加入者が亡くなる場合に、その遺族が貰える年金 4、失業リスク ・失業給付:雇用保険の被保険者が失業した場合に貰えるお金。雇用保険には他にも 「就業手当」「教育訓練給付金」「育児・介護休業給付金」などがある。 5、老後リスク ・公的年金:国民年金(満額)+厚生年金(40年)であれば、月額17〜8万円は年金 として貰える。未来は分からないけど、年金が破綻する事はほぼ無い。 6、介護リスク ・介護保険:要介護状態になった場合に所得に応じて自己負担1〜3割で各介護サービスが 受けられる。 7、出産費用リスク ・出産育児一時金:出産費用をケアする制度。40〜42万円ほど支給される ・出産手当金&育児休業給付金:収入減をケアする制度。出産育児一時金と合わせると 総額200万円ほど貰える
他の国では収入が低くて保険にすら入れない人も多く、それにより治療が受けられないという事も珍くないので、皆が平等に医療や介護などを受けられる日本の社会保険は最強という訳です。
それを踏まえて、様々なリスクに対する基本の考えとして
・もしもの時は社会保険を使う ・社会保険でカバーできない部分を、民間保険でカバーする ・その他のリスクには貯金で対応する
社会保険を有り難く利用させて頂きつつ、その他のリスクに備えて貯金を蓄えて、貯金では賄えない部分は民間保険でカバーする。
様々なリスクには、このスタンスで対応するのが良いかと思います。
本当に必要な保険は3つだけ
ほとんどの保険は不要ですが、加入しておくと良い保険もあります。
基準は「起こる確率は低いけど、損失が大きいもの」には保険で備えるようにします。
結論として、以下の3つです
1、火災保険 2、自動車保険(車を所有している場合) 3、生命保険(子育て世帯の場合)
火災保険
火災は起きる確率は低いけど、起きた場合の損失が大きいものの代表です。
起きた場合、賠償価格や周囲への損害を考慮すると、数千万以上の損失が出てしまいます。
これは貯金でカバーする事は不可能なので、リスクに備えて、火災保険の加入は必須です。
賃貸でも、火災保険に加入しないとそもそも借りられない場合が多いですからね。
自動車保険(車を所有している場合)
自家用車を所有している場合は、自動車保険の加入が必須です。
もし事故を起こして人を死なせてしまったら、賠償責任として数千万〜数億の損失が発生してしまうからです。
人生が狂う程の損失になるので、こういうリスクに備えていきます。
一番は車に乗らない、車を所有しないのがベストです。そういう意味でも、車を手放すという選択肢も手だと思います。
生命保険(子育て世帯の場合)
小さい子供がいて、配偶者に収入が無い場合は、自分にもしもがあった際に、経済的ダメージが大きいです。
その為、子育て世帯の人であれば、万が一に備えて、掛け捨ての生命保険は加入しておくのも良いです(※ただし、遺族年金+貯金で十分であれば入る必要性は無し)
掛け捨て生命保険では解約返戻金は無くなりますが、貯蓄型保険よりも保障が厚い事も多く、毎月の保険料を抑える事もできます。
終わりに
今回は、民間保険がなぜ不要なのか、そして必要な3つの保険について紹介しました。
社会保険を活用する事で、様々なリスクには最低限対応できる為、必要以上の保険に入る必要はありません。
結局は社会保険以外は貯金で備えるのが無難なので、貯金が保険そのものとも言えます。
必要以上の保険に入っている場合は、もしもの時は社会保険でカバー出来るかを踏まえて、一度見直してみるのが良いと思います😌
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