こんにちは、あまねこです(=^x^=)
私は自分自身では、強度のHSP気質だと感じています。
常に他人と自分の感情に振り回されたり、細かい事に気がついてはそれにずっとモヤモヤしたり。
他人のちょっとした一言にも過敏に反応して、それを1日引きずる事も多々です。
気にしなくても良いと言われても、気にしてしまうのがHSPの気質だと思っています。
その気質で日々に生きづらさや息苦しさを抱える人も多いはずです。
今回は極度のHSP気質であると自負する私なりの、気質と付き合う為の思考と行動を紹介していきます。
生きづらさを抱える繊細さんに必要な思考と行動
私自身も経験し、繊細さんに必要な思考と行動は以下です。
1、自分の資質に気が付き、受け入れる
2、敏感に反応する刺激は、物理的に遠ざける
3、他人の感情や言葉は受け止めるのではなく、受け流す
4、大切にするのは自分自身と寄り添ってくれる人だけでいい
5、大きな幸福を望むよりも小さな幸せを見つける
6、質素な暮らしが心を安定させてくれる
自分の気質に気が付き、受け入れる
繊細な心は生まれ持った気質なので、それを克服する事は出来ません。
むしろ克服しようとすればするほど自分を苦しめる事になります。
大勢の人と関わるのが苦手なのに、友達との付き合いとか仕事で必要な事だからと、克服しようと無理して付き合うとかですね。
以前の私も無理して付き合ったりしましたが、結局心の中では「早く帰って家でゆっくりしたい‥」と考えてしまいます。
世間にはびこるアドバイスの類は、その殆どは外向型の人向けのアドバイスなので、まともに聞いていたら繊細さんは余計に辛くなるだけです。
なので、まずは自分の気質は生まれもったものであり、それを受け入れる事。
そして、世間一般的な考えは自分自身には合わない事だと自覚する事です。
そう考えるだけでも心の重みは少しは軽くなるはずです。
敏感に反応する刺激は物理的に遠ざける
繊細さんは様々な刺激に満ち溢れているこの世界では生きづらさを感じてしまいます。
なぜなら、少しの刺激でも敏感に反応してしまい、心も体も疲弊しやすい気質だからです。
例えば、テレビのニュースで誰かが亡くなったり、日本の不景気を煽る情報を目の当たりにするだけで、まるで自分ごとの様に感じてしまい、頭の中で振り回されます。
今ではスマホにネットニュースが流れてきて嫌でも目にしてしまいます。
また、満員電車などの人が多い場所に居るだけで疲れるし、強い光や大きい音も苦手なので、車通りが多い所とか人が集まって騒いでいる場所も疲れます。
人だけでなく、物が溢れている場所に居るのも苦手で、居るだけで息苦しくなります。
そんな刺激で溢れている世界で、逃げようにも逃げられないのが苦しくなるのです。
なので、繊細さんに必要なのは、それらの刺激から出来るだけ物理的に遠ざける事しかありません。
私の場合ですが、テレビを見たくないので思い切ってテレビを手放しました。
また、電車や車通勤もやめて、職場まで徒歩で通えて通勤時間を少なく済む様に引っ越しもしました。
また、余白のある暮らしにする為に、所有物の殆どを捨ててしまいました。
スマホは手放す事が難しいので、時間を決めて使用したり、寝室に持ち込まないなど、ルールを決めて適度な距離感にしました。
身の回りの刺激を出来るだけ排除した事で、以前よりは刺激に疲弊しづらい暮らしが出来ています。
なので、繊細さんは敏感に反応する刺激を自覚し、それらを出来るだけ排除する為の行動が必要だと思っています。
他人の感情や言葉は受け止めるのではなく、受け流す
繊細さんは他人の感情や些細な一言にも敏感に反応してしまいます。
例えば、他人がイライラしているとか不機嫌な様子が言葉を交わさずとも感じてしまいます。
また、他人が冗談で言った言葉でも、繊細さんは深く傷つく事も多々あります。
その為、繊細さんは他人の感情や言葉に、真面目にまともに受けようとしない方が良いです。
自分が振り回されそうに感じた時は、受けようとせずに、しれっと受け流す事です。
私は他人のどうでもいいアドバイスや、愚痴や気分が悪くなる言葉を投げかけられても”そうですね”としか返さない様にしています。
まともに受けていたら疲れるし面倒くさいし、自分を守る為の防衛的なものですね。
それに、そんな人にどう思われようが知った事ではありません。
しかし、そう開き直れずに心にグサッと来る時もやはりあります。
そういう時は、家に帰って甘いものでも食べて、自分を甘やかす様にしています。
自分の感情を紙に書きなぐったり、夜の外を散歩して心を軽くしたりもしています。
そうやって他人の感情や言葉にはまともに受けずに、受け流す。もし受け流せなくても自分を責めずに、とことん自分を甘やかす。
その様に折り合いをつけて他人と関わっている私です。
大切にするのは自分自身と寄り添ってくれる人だけでいい
どうでもいい人や人を悪く言う人に寄り添う必要はありません。
更に言えば、気が合わない人や昔からの友達や家族だとしても自分の考えや生き方と合わなければ離れる事も手です。
自分が心から大切にしたい人だけを大切にする事が、何よりも豊かなはずです。
忘れてはいけないのが、その大切な人の中には自分自身も含まれています。
私の場合は自分と、同棲している彼女と、気の合う友人1〜2人だけです。
それ以外の人達とは全く関わらないか、適度な距離感で接しています。
批判されそうですが、私は実の家族の事も正直苦手で、出来るだけ離れて生きていきたいと思っています。
それぐらい、私は人間関係で生きづらさを抱えていたのです。
その為、自分とほんの数人を大切にするだけで良いと自分の中で割り切って暮らしています。
それが正しいか間違いかは分かりません。でも、生きづらさを抱える繊細さんは人間関係も出来るだけシンプルにするのが人生を生きる上では必要な事だと考えています。
大きな幸福を望むよりも小さな幸せを見つける
”隣の芝生は青い”とはよくいったもので、現在においてはそう感じる事が多い世の中ではないかと思います。
スマホでSNSを見れば、自分よりも幸せそうで豊かな暮らしをしている人達の写真や動画で溢れています。
それを見る度に、自分はなんて不幸なんだと嘆いてしまう事があると思います。
それがいつしか嫉妬心になってしまい、他人を攻撃する人になってしまう可能性だって。
しかし、幸せは大小あれど、感じ方は人それぞれです。
大きな家を持っていて、沢山お金を稼いでいて、大勢の友達に囲まれて、高級車や質の良い服を所有する事が幸せだと感じる人もいます。
一方で、狭いけど物が少なくてスッキリした部屋で過ごしたり、必要最低限のお金だけ稼いでのんびり日々を過ごせればいいし、1人で1日中本でも読んでゆっくりしたり、車よりも徒歩や自転車でゆっくりと時間をかけて移動する事に幸せを感じる人もいます。
ちなみに、それは私の事です笑
なので、繊細さんは他人の大きな幸せは求めようとせずに、自分が好きな小さな幸せを感じながら過ごすのが何よりも心地良いものになります。
SNSでもただ眺めるだけでなく、自分も好きなことを発信してみるのだって良いです。
小さな幸せでも十分に日々の暮らしは楽しくなるはずです。
質素な暮らしが心を安定させてくれる
繊細さんはわずかな事でも心が乱されがちです。
些細な一言でも、自分とは関係ない見聞きした事でも不安が生じやすいです。
そしてその不安を解消させようと、無理してお金を使って発散させたりします。
しかし、思う様に発散できず、かえって疲れたりお金を無駄にしてしまったと後悔する事が多いです。
その為、繊細さんにとってお金を使って楽しむよりも、お金を出来るだけ使わずに質素でも楽しい暮らしをする方が心が安定します。
私の場合ですが、食事は外食やコンビニ飯で済ますよりも、自分でおかずを作って、後はご飯と味噌汁、納豆などの副菜があれば質素でも十分に美味しく感じられます。
人気のお店に行くよりも、おにぎりやサンドイッチでも作って近くの公園でピクニックする方がお金もかからないし楽しいと感じます。
夜はスマホを見過ぎない様に、白湯を飲みながら本を読んで、眠くなくても夜10時には布団に入る。
そんな低刺激で質素な暮らしの方が、お金をかけたりするよりも心も体も安定させてくれます。
おわりに 生きづらさを抱えながらも自分らしく生きたい
繊細さんにとって、今の世の中は過度な刺激で溢れています。
そんな世の中だから、繊細さんは生きづらさを抱えてしまいます。
だからこそ、繊細さんは自分にとって楽な生き方、暮らし方を模索して、考えを変えたり実際に行動してみる事が必要です。
私も生きづらさを抱えていたから、それらをどうしても無くしたくて辛い仕事を辞めて転職したり、家賃を抑えたり車を手放したりしてお金を貯めたり、質素な暮らしをして心穏やかにできる環境にしたり、物だけでなく人間関係も断捨離しました。
今でも不安や生きづらさを抱える事はありますが、以前よりは生きやすさを感じています。
これからも、私自身も自分がより生きやすく、暮らしやすくなる様に模索し行動し続けていきます😌
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